KUNSANのType-B的ダイアリー

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小布施の古刹。

最近のKUNSANの旅には、もれなく観劇or見仏が付いてきます(笑)。もちろん今回の小布施でも古寺仏像を巡ってきましたよ!

まずは、岩松院(がんしょういん)。1472年(室町時代)に開かれた曹洞宗の古刹です。この岩松院には下記の「へぇ~」ポイントがあります。

(その1)本堂天井絵「八方睨み鳳凰図」が葛飾北斎最晩年の作と伝えられている。
(その2)戦国武将福島正則の最期の場所であり、霊廟や遺品が遺されている。
(その3)小林一茶が「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」の句を詠んだ池がある。


一応、ご本尊は釈迦牟尼仏ですが、拝観者の視線は本尊よりも北斎の天井画に集中(笑)。でも、この「鳳凰図」の色彩ってまるでヨーロッパ絵画のように鮮やかでかっこいいです。

続いて、浄光寺薬師堂。岩松院からは徒歩10分ほどの距離にあります。「北斎の天井画」ほどの目玉がないせいか、ここまでたどり着く観光客はあまりいないようですが(笑)、おかげで静かに拝観することができました。

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浄光寺は真言宗豊山派。ということは、弘法大師&密教系ですな。ちなみに豊山派の大本山は先日訪れた護国寺です(「護国寺。」参照)。空海マイブームを迎えているKUNSANですが、小布施にも密教系寺院があったとは驚きました。本堂は天平時代の創建と伝えられ、明治時代に焼失したようですが(その後再建)、薬師堂は室町初期(1408年)の建立。約600年の歴史を持つ重文です。

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石段を登って薬師堂へ。そんなに距離はありませんが、石の大きさがマチマチなので、ロッククライミングのように(?)次に足を乗せる石を瞬時に判断するのが難しいです(←大げさか)。「身をかがめて石段を見上げると、石段の鼻先が一直線に揃っている」という浄光寺七不思議の一つはちょっと分かりづらかったけど(笑)、無造作に積んであるように見える石段がこれまで一度も崩れたことがないというのは驚きです。

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重文の薬師堂。大きく横に張り出した茅葺き屋根が美しいですね。お堂の中には、長野県宝(=県指定文化財?)である「薬師瑠璃光如来十二神将」「日光・月光菩薩像」がいらっしゃいます。堂内をのぞくとセンサーが感知して自動的に照明が付くという、仏像ファンには嬉しい心配り。薬師如来を守る十二神将の配置や動きがとても面白いですね。写真で見ると色も鮮やか。一度、間近で見てみたいものです。

この浄光寺で一番驚いたのは、住職による説明音声。仁王門の所でボタンをポチっと押すと、拝観者のペースに合わせてタイミングのよい&分かりやすい説明がひとしきり流れます(薬師堂付近にもスピーカーが設置されているので、石段を登って薬師堂に到着する間ずっとクリアに聞こえます)。KUNSAN、これまで数多くの寺院を巡ってきましたが、浄光寺さんほど親切な説明音声は聞いたことがありません(笑)。
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by bull_dong_kun_san | 2011-10-30 21:11 | ★仏像&古寺★