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シレンとラギ。

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劇団☆新感線「シレンとラギ」@梅田芸術劇場を観てきました~。梅芸での観劇は「薔薇とサムライ」(「続・カンゲキ。」参照)以来だから、かれこれ約2年ぶりかな?昨年9月に観劇した、いのうえ歌舞伎の「髑髏城の七人」が内容的に重たくて疲れちゃったので(新感線はやはり「ネタもの」「Rシリーズ」の方が気楽に観れますよね)、正直今回もどうしようかと思ったんですが、藤原竜也くんと永作博美さんという組み合わせ&古田さん、じゅんさん、聖子さん等劇団員が薔薇サム以来久しぶりに勢揃いするとあっては見逃せない!ということで、がっつり観てきました~。

まだ幕が開いてそれほど経っていないので、あまり内容には踏み込まないことにしますが、新感線の過去の作品(例えば「SHIRO」、「メタルマクベス」、「蛮幽鬼」、「五右衛門ロック」、「薔薇サム」とか)のエキスも所々注入されていたりして、ある意味新感線らしい作品だったかと。ただ、「新感線もついにこんな所まで踏み込んだか~」と驚かされた部分もありました。個人的には疾走感の「髑髏城の七人」より、重厚感の「シレラギ」の方が楽しめたかな。それにしても、個性豊かなゲスト+劇団員がわんさかいる中で、ストーリーを破綻させずに、それぞれのキャストに見せ場があるように作られている脚本&演出ってすごいな、といつもいつも感心します(それなりに上演時間も長いんですけど・・)。



今回、ストーリーの軸となるのが藤原竜也くんと永作博美さんのご両人。「髑髏城」の小栗旬くんを観たときも同じことを思いましたが、二人とも顔ちっちゃい!(笑)。永作さんといえば、私の中では「時効警察」のアネゴ探偵(笑)。「八日目の蝉」はNHK版しか見ていないのですが、賞を総ナメにした映画版もいつか観なければいけませんね。藤原竜也くんも豊富な舞台経験に裏打ちされた貫禄。そして蜷川チルドレンだけに苦悩・葛藤する姿がよく似合います。でも、WOWOW「勝・新(KASTUARA)」のゲストで出ていた時に関西弁でやった「ロミオとジュリエット」(ちなみにジュリエット役は古田氏)の方が感動したかも(笑)。

そして、古田新太氏。古田氏は昨年末に横浜で観た「ロッキー・ホラー・ショー」のフルター博士の怪演が記憶に新しいところですが、こういう実直そうな(少なくとも前半は)侍姿もいいですね。先日発表されたばかりの2012年冬興行「五右衛門ロックⅢ」も楽しみにしてます!そして古田氏といえば(?)橋本じゅんさん。重い雰囲気のストーリーの中で二人のじゃれ合いが一服の潤いを与えてくれました。じゅんさんの舞台姿を拝見するのは体調不良で降板される前の「鋼鉄番長」以来。すっかりお元気になられたようでよかったです。その「鋼鉄番長」で急遽じゅんさんの代役を務めた三宅弘城さん。最初は、単なるあほボンかと思っていましたが(笑)、終盤のまるでカンフー映画のような身のこなしに驚きました。北村有起哉さんは、ちょっと「メタルマクベス」のグレコを思い出させるような、真面目で忠義心のあるキャラでしたね。個人的にはドラマなどで見る飄々とした感じが、KUNSANの気になる俳優ナンバー2の浅野和之さんに通じるかな・・と(浅野さん、いつか新感線の舞台に出て欲しいな-。三谷組だからだめか?)。高橋克実さんは、「ショムニ」などドラマのイメージで気弱な上司、お父さんといったイメージですが、今回のゴダイは強面で渋い役でしたね。新感線と同じく小劇場出身とは意外でした。竜也くん演じるラギの妹役には石橋杏奈ちゃん。どこかで観たことあると思ったら朝ドラ「おひさま」で、井上真央ちゃん演じる陽子の教え子を演じてましたね。あの濃いメンバーの中ではやはり初々しい感じでしたけど、若いのに堂々としているなという印象を受けました。

その他劇団員では、粟根さん聖子さんはいつものような役回りでしたね。いつか聖子さんをセンターにした作品も観てみたいんですけど、新感線の舞台は体力的にしんどそうなので(だから主役はいつも若手ゲストなのか?)無理は言えないですが・・。今回娘役の中谷さとみさんとの息のあったコンビで笑わせていただきました。さとみさんの今回の役のイメージは新喜劇の島田珠代?それから河野まさとさんはキツそう&暑そう、でも、今回は裏切らない役だったんですね(笑)。

この作品、おそらくいつものように「ゲキ×シネ」→DVD化されると思うのですが(順番的には「髑髏城」が先かな)、スケールの大きい作品なので、「ゲキ×シネ」なったら是非映画館の大画面で観たいなと思います。
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by bull_dong_kun_san | 2012-05-05 22:42 | 演劇・ミュージカル