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兵庫見仏(その1)。

先週関西方面へ見仏の旅に行って来ました。まずは大阪から新快速で約1時間の加古川へ。神戸、三宮には何度か遊びに行ったことがありますが、加古川は全く未知の世界。駅の近くに大きなショッピングセンターもあったり、意外に(と言ったら失礼ですが)都会でびっくりしました。

通常なら見仏は交通機関&徒歩で移動するポリシーですが、今回は時間の関係上、駅でレンタカーを借りることに。見知らぬ街の運転でドキドキしながらまず向かったのは鶴林寺(かくりんじ)

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聖徳太子創建のいわれがあるため、播磨の法隆寺とも呼ばれています。お目当ては、国宝太子堂創建900年を記念して特別開帳された秘仏5体。本尊薬師如来は本堂厨子内、他の4体(日光・月光菩薩、多聞天、持国天)は新しくオープンした宝物館で公開されていました。本来なら60年に一度しか開帳されない秘仏(次回は2057年の予定でした)ですが、前回から15年しか経っていないスーパースペシャル公開。これは見逃せないと思い、期間ギリギリに何とか滑り込みました(現在は公開終了してます)。秘仏ということで、長い間外気に触れずに大事に保存されていたということで、色合いとか木の雰囲気がよく感じられます。

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国宝太子堂。太子堂壁画の彩色復元が宝物館で展示されています。

約10年前にお宝が盗まれたことをきっかけに建設された新宝物館では、「あいたた観音」として親しまれる「金銅聖観音立像」(重文)が印象的でした。なぜに「あいたた観音」を呼ばれるようになったかというと、その昔、泥棒がこの観音像を盗み出し、溶かして一儲けしようを企んだが、「あいたた」という観音様の声が聞こえため、驚いた泥棒は観音像を返し改心した、いう言い伝えがあるからとのこと(お寺のパンフレットより)。実際、「あいたた」なんて言いっこないような(笑)上品で優雅な笑みをたたえながらすらりと立つ姿はある意味宇宙人的でもありますが、じっと見つめていたい気持ちにさせる神秘的な観音様でした。

その他、新薬師堂にはウィンクしているように見える仏像=十二神将・摩虎羅(まこら)大将(以前、「トリビアの泉」で取り上げられ話題になったとか)もいらっしゃいました。「あいたた」とか「ウィンク」とか、古刹の割には親しみやすい仏像の多い鶴林寺を後にして、次なる目的地を目指し、かりそめの相棒=レンタカーと加古川を北上します。

(その2につづく。)
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-01 20:35 | ★仏像&古寺★