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兵庫見仏(その2)。

鶴林寺を後にして、加古川(ホンモノの川)沿いに北上。ここ数年来ずっと訪れたいと思っていた、念願の浄土寺へ(「ゴールデンガイド。」参照)へ!

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創建は東大寺再建の功労者である重源。国宝に指定されている浄土堂(阿弥陀堂)は、東大寺南大門と並んで大仏様(中国伝来の建築技術)を代表する建築物。このお堂の中に安置されているのが、快慶作の「木造阿弥陀如来及び両脇侍立像」(国宝)で、阿弥陀如来の身長が5.3m、脇侍の観音・勢至菩薩は3.7m。端正で繊細というイメージがある快慶仏にしては珍しく、間近で見上げると多少威圧感を覚えます。そして、一見こぢんまりしているように見えるお堂にこんな大きな仏像が収まっていることにちょっと驚きを感じました。

この阿弥陀三尊像は東を向いて立っているので、夕方になると背面(西側)から差し込む夕日を後光がわりに、あたかも極楽浄土から来迎されたかのようにその姿を浮かび上がらせるのだとか。今回、KUNSANもそんなありがたいお姿を拝もうと夕方めがけて訪れたのですが、実はそんな神々しい姿は1年中見られるわけではなく、ベストシーズンは夏頃だけなんだとか。ちょっとがっかり・・。それにしても、そんな心憎い仕掛けを施した重源さんの空間プロデュース力、演出力ってただ者じゃないな。。。ちなみにベストシーズンの「阿弥陀三尊来迎の図」はこんな感じに見えます。

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アクセスが多少不便ではありますが、何かの展覧会で見るより(そもそもこの大きさで寺外には出せないと思いますが・・)、このお堂とセットで、このロケーションにあってこその阿弥陀三尊像だと思います。今回は残念でしたが、いつかまたベストシーズンに再訪することを心に誓いつつ、兵庫見仏終了。
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-02 21:12 | ★仏像&古寺★