KUNSANのType-B的ダイアリー

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當麻寺。

寒気到来!でKUNSANの住むところも、この週末であっという間に雪に埋もれてしまいました。ほんの2週間前にはきれいな紅葉を愛でていたのにな~。秋から冬へと、猛スピードで季節が移ろいでいきます。。。

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兵庫から大阪経由で奈良入り。近鉄電車の車窓から爽やかに晴れ渡った秋の青空と色付く山並みを眺めながら葛城の里の古刹=當麻寺に到着。旅に出る直前、BSフジ「古寺名刹こころの百景」でちょうど當麻寺を放送していて、直感で「行きたい!」と思い立ったのと、以前井上博道さんの写真展に行ったときに(「隠れた仏たち。」参照)、當麻寺の四天王に踏まれている邪鬼の写真がやたら多くて(笑)、それも見てみたいなあと思ったことがチョイスの理由。そういえば、ちょっと前の新聞で井上博道さんが撮影中の事故で重体との記事が出ていましたが、その後容体はどうだったんでしょうか?・・・。

本堂(曼荼羅堂)(国宝)で本尊として祀られている「文亀曼荼羅」(重文)、その曼荼羅を安置する厨子(最近、厨子に興味が出てきました)と須弥檀(ともに国宝)、それから講堂(重文)金堂(重文)の優れた仏像群など、かつての都の中心から離れたここ當麻寺にこれほどのお宝が残っているなんて正直驚きでした(都から離れているからこそ残っている?)。特に印象的だったのが、金堂において弥勒仏坐像(国宝)を守るように周りを取り囲む四天王像(すべて重文)。ウルトラマンキングを思わせるようなあごひげのある四天王を初めて観ました。そして四天王の足下の邪鬼の踏まれっぷりと言ったら見事というしかない!(笑)。その他、當麻寺の塔頭である「奥院」(浄土宗)、「西南院」「中之坊」(ともに真言宗)で特別公開されていた庭園、仏像、書院なども堪能しました。

極楽浄土の入口(二上山からご来迎)と言われていたり、本尊が仏像ではなく曼荼羅だったり、浄土宗と真言宗という二つの宗派が共存しているetc. 「不思議の寺」と称され、折口信夫、小林秀雄、五木寛之といった多くの文化人をも魅了するだけあって、いろいろと興味深く、研究心をそそるお寺ですね。今回あまり時間がなくて駆け足の拝観になってしまったのですが、今度は牡丹のきれいな時期(お練供養も見てみたい)にゆったりと訪れてみたいものです。そういえば、来春、奈良国立博物館で當麻寺の特別展が開催されるそうです。

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当麻寺塔頭のひとつ、「奥院」の浄土庭園。


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近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺。


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「西南院」の池泉回遊式庭園の紅葉。水琴窟もありました。


(おまけ)
近鉄当麻寺駅からお寺に向かう参道沿いにあるお家(いわゆる門前町)の屋根にはすべからく、大黒様とか恵比寿様の飾り瓦が!面白いですね~。
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-09 21:00 | ★仏像&古寺★