KUNSANのType-B的ダイアリー

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B型KUNSANのB級的ブログ。最近ツイッターもやってます。

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2012年の大晦日。

2012年もあと数時間で終わろうとしています。ごくありふれた年の瀬・・・ではありますが、平凡でも家族揃って穏やかに年を越せることが実は幸せ・・なんだと思います。個人的には、4月に職場が異動になり環境が変わりました。東京、大連赴任を含めて5年間の武者修行を経て、久しぶりの本社復帰。まあ、ストレスや不満もそれなりにありますが(笑)、見仏&観劇の旅で適宜ストレス発散して何とか1年間やり過ごしました。

<2012年の見仏まとめ>
見仏レポートは割とまめにアップしているので(「仏像&古寺」カテ参照))、詳細は省きますが、小浜見仏がすごく印象的でしたね。仏像もお寺もシブかった~。来年は小浜見仏パート2をやりたいなあ。それから、ここ数年来の念願だった浄土寺の阿弥陀三尊像にようやくお会い出来たのもよかったです(残念ながら後光=西日が差す時期ではなかったですが・・)。意識的にそうしてたのもありますが、今年は運慶、快慶など慶派の仏像を見る機会が多かったかな。先月、興福寺を訪れたとき、いつもはあまりミュージアムグッズに惹かれないのですが、天燈鬼&龍燈鬼のクリアファイルをつい買ってしまいました(笑)。
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来年に向けては、京都や奈良の今まで訪れていないお寺、それから足を伸ばして東北や九州の仏像巡りもしてみたいなあ。最近ひそかに巨大な仏像(巨大仏)にひれ伏したい願望が強く(笑)、その世界(?)では有名な牛久大仏にも是非行ってみたいですね~。

<2012年の観劇まとめ>
時間がなくて詳細リポートを書いていないのが多々ありますが、今年はこれだけの舞台に出掛けて来ました。

「ハロー・ドーリー!」(2月)、「シレンとラギ」(4月)、「ふくすけ」(9月)、「ウィズ~オズの魔法使い」(9月)、「モリー先生と火曜日」(9月)、「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」(12月)

チケットがなかなか取れなくて今まで行けなかった大人計画の舞台(「ふくすけ」)にようやく行けたことが印象的。大人計画&大竹しのぶさんの芝居にぶっ飛びました。それから、この前AKBを脱退してしまった増田有華ちゃんがドロシー役で頑張っていた「ウィズ~オズの魔法使い」も理屈抜きに楽しめる作品で良かった。そして、つい先週観劇してきたばかりの劇団☆新感線の「五右衛門ロックⅢ」はテッパン!実は2月の大阪公演のチケットもすでにゲットしてます。その他来年の舞台では、ウタコさんこと剣幸さんが宝塚時代の当たり役を再び演じることで話題の「ミー&マイガール」、そして100周年を間近に控える宝塚の代表作「ベルサイユのばら」(月組)、これもヅカつながりですが天海祐希氏が三谷幸喜×野田秀樹と組む「おのれナポレオン」(これはチケット争奪戦かな・・)に観に行きたいな~と思っているところです。

仕事上のストレスが多ければ多いほど、それに比例して見仏&観劇の頻度が高くなる(あるいは移動距離が長くなる?)ような予感もしますが、来年も新しいブツ&ゲキとの出会いを求めて旅に出たいなと思います。それでは皆様、

来年もよろしくお願いします&よいお年を!
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-31 20:49 | ごあいさつ

當麻寺。

寒気到来!でKUNSANの住むところも、この週末であっという間に雪に埋もれてしまいました。ほんの2週間前にはきれいな紅葉を愛でていたのにな~。秋から冬へと、猛スピードで季節が移ろいでいきます。。。

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兵庫から大阪経由で奈良入り。近鉄電車の車窓から爽やかに晴れ渡った秋の青空と色付く山並みを眺めながら葛城の里の古刹=當麻寺に到着。旅に出る直前、BSフジ「古寺名刹こころの百景」でちょうど當麻寺を放送していて、直感で「行きたい!」と思い立ったのと、以前井上博道さんの写真展に行ったときに(「隠れた仏たち。」参照)、當麻寺の四天王に踏まれている邪鬼の写真がやたら多くて(笑)、それも見てみたいなあと思ったことがチョイスの理由。そういえば、ちょっと前の新聞で井上博道さんが撮影中の事故で重体との記事が出ていましたが、その後容体はどうだったんでしょうか?・・・。

本堂(曼荼羅堂)(国宝)で本尊として祀られている「文亀曼荼羅」(重文)、その曼荼羅を安置する厨子(最近、厨子に興味が出てきました)と須弥檀(ともに国宝)、それから講堂(重文)金堂(重文)の優れた仏像群など、かつての都の中心から離れたここ當麻寺にこれほどのお宝が残っているなんて正直驚きでした(都から離れているからこそ残っている?)。特に印象的だったのが、金堂において弥勒仏坐像(国宝)を守るように周りを取り囲む四天王像(すべて重文)。ウルトラマンキングを思わせるようなあごひげのある四天王を初めて観ました。そして四天王の足下の邪鬼の踏まれっぷりと言ったら見事というしかない!(笑)。その他、當麻寺の塔頭である「奥院」(浄土宗)、「西南院」「中之坊」(ともに真言宗)で特別公開されていた庭園、仏像、書院なども堪能しました。

極楽浄土の入口(二上山からご来迎)と言われていたり、本尊が仏像ではなく曼荼羅だったり、浄土宗と真言宗という二つの宗派が共存しているetc. 「不思議の寺」と称され、折口信夫、小林秀雄、五木寛之といった多くの文化人をも魅了するだけあって、いろいろと興味深く、研究心をそそるお寺ですね。今回あまり時間がなくて駆け足の拝観になってしまったのですが、今度は牡丹のきれいな時期(お練供養も見てみたい)にゆったりと訪れてみたいものです。そういえば、来春、奈良国立博物館で當麻寺の特別展が開催されるそうです。

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当麻寺塔頭のひとつ、「奥院」の浄土庭園。


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近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺。


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「西南院」の池泉回遊式庭園の紅葉。水琴窟もありました。


(おまけ)
近鉄当麻寺駅からお寺に向かう参道沿いにあるお家(いわゆる門前町)の屋根にはすべからく、大黒様とか恵比寿様の飾り瓦が!面白いですね~。
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-09 21:00 | ★仏像&古寺★

兵庫見仏(その2)。

鶴林寺を後にして、加古川(ホンモノの川)沿いに北上。ここ数年来ずっと訪れたいと思っていた、念願の浄土寺へ(「ゴールデンガイド。」参照)へ!

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創建は東大寺再建の功労者である重源。国宝に指定されている浄土堂(阿弥陀堂)は、東大寺南大門と並んで大仏様(中国伝来の建築技術)を代表する建築物。このお堂の中に安置されているのが、快慶作の「木造阿弥陀如来及び両脇侍立像」(国宝)で、阿弥陀如来の身長が5.3m、脇侍の観音・勢至菩薩は3.7m。端正で繊細というイメージがある快慶仏にしては珍しく、間近で見上げると多少威圧感を覚えます。そして、一見こぢんまりしているように見えるお堂にこんな大きな仏像が収まっていることにちょっと驚きを感じました。

この阿弥陀三尊像は東を向いて立っているので、夕方になると背面(西側)から差し込む夕日を後光がわりに、あたかも極楽浄土から来迎されたかのようにその姿を浮かび上がらせるのだとか。今回、KUNSANもそんなありがたいお姿を拝もうと夕方めがけて訪れたのですが、実はそんな神々しい姿は1年中見られるわけではなく、ベストシーズンは夏頃だけなんだとか。ちょっとがっかり・・。それにしても、そんな心憎い仕掛けを施した重源さんの空間プロデュース力、演出力ってただ者じゃないな。。。ちなみにベストシーズンの「阿弥陀三尊来迎の図」はこんな感じに見えます。

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アクセスが多少不便ではありますが、何かの展覧会で見るより(そもそもこの大きさで寺外には出せないと思いますが・・)、このお堂とセットで、このロケーションにあってこその阿弥陀三尊像だと思います。今回は残念でしたが、いつかまたベストシーズンに再訪することを心に誓いつつ、兵庫見仏終了。
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-02 21:12 | ★仏像&古寺★

兵庫見仏(その1)。

先週関西方面へ見仏の旅に行って来ました。まずは大阪から新快速で約1時間の加古川へ。神戸、三宮には何度か遊びに行ったことがありますが、加古川は全く未知の世界。駅の近くに大きなショッピングセンターもあったり、意外に(と言ったら失礼ですが)都会でびっくりしました。

通常なら見仏は交通機関&徒歩で移動するポリシーですが、今回は時間の関係上、駅でレンタカーを借りることに。見知らぬ街の運転でドキドキしながらまず向かったのは鶴林寺(かくりんじ)

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聖徳太子創建のいわれがあるため、播磨の法隆寺とも呼ばれています。お目当ては、国宝太子堂創建900年を記念して特別開帳された秘仏5体。本尊薬師如来は本堂厨子内、他の4体(日光・月光菩薩、多聞天、持国天)は新しくオープンした宝物館で公開されていました。本来なら60年に一度しか開帳されない秘仏(次回は2057年の予定でした)ですが、前回から15年しか経っていないスーパースペシャル公開。これは見逃せないと思い、期間ギリギリに何とか滑り込みました(現在は公開終了してます)。秘仏ということで、長い間外気に触れずに大事に保存されていたということで、色合いとか木の雰囲気がよく感じられます。

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国宝太子堂。太子堂壁画の彩色復元が宝物館で展示されています。

約10年前にお宝が盗まれたことをきっかけに建設された新宝物館では、「あいたた観音」として親しまれる「金銅聖観音立像」(重文)が印象的でした。なぜに「あいたた観音」を呼ばれるようになったかというと、その昔、泥棒がこの観音像を盗み出し、溶かして一儲けしようを企んだが、「あいたた」という観音様の声が聞こえため、驚いた泥棒は観音像を返し改心した、いう言い伝えがあるからとのこと(お寺のパンフレットより)。実際、「あいたた」なんて言いっこないような(笑)上品で優雅な笑みをたたえながらすらりと立つ姿はある意味宇宙人的でもありますが、じっと見つめていたい気持ちにさせる神秘的な観音様でした。

その他、新薬師堂にはウィンクしているように見える仏像=十二神将・摩虎羅(まこら)大将(以前、「トリビアの泉」で取り上げられ話題になったとか)もいらっしゃいました。「あいたた」とか「ウィンク」とか、古刹の割には親しみやすい仏像の多い鶴林寺を後にして、次なる目的地を目指し、かりそめの相棒=レンタカーと加古川を北上します。

(その2につづく。)
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by bull_dong_kun_san | 2012-12-01 20:35 | ★仏像&古寺★